それからは、もうあんまり覚えていない。
意識が途切れそうになるたび、何回も快感で呼び戻されて。
本当に意識がなくなったのは、3回目くらいかな?ナカで蛮ちゃんがイったのを感じた時。
その熱さが気持ち良くって、ついに意識を手放した。
「ん…ぁ」
…目の前には、蛮ちゃんの綺麗な寝顔。
「ほんとに…綺麗だなぁ…v」
こんなに素敵な人と、一緒にいられることが…どうしようもなく嬉しい。
「蛮ちゃん…ありがと…」
昨日、優しくしてくれて。
貴方が必死で自分を抑えてるの、ちゃんとわかってたよ。
「蛮ちゃんのこーゆー優しいとこ、大好き…」
静かに寝息をたてる蛮ちゃんの頬に触れ、なぞる。
すると、蛮ちゃんがそっと目を開けた。
「あ…ごめん、起こしちゃった?」
「違う…元々起きてた。…俺も好きだぜ…銀次」
返される言葉に、少し固まる。
「…聞いてたの!!?」
「くくっ…遅っせーよ」
喉でくつくつと笑いながら、体を震わす蛮ちゃん。
オレの告白を聞かれたのは悔しいけど、そんな楽しそうに笑っている蛮ちゃんを見てたら…
ま、いっか。って思った。
「んっ…?ぅ、ひゃぁっ!」
布団から忍び込んできた指が、いきなりオレの胸のあたりをもぞもぞと探り始めて…。
「ちょ、蛮ちゃん?もぉ今日は…」
「ん、わーってら。ただ、昨日…あんまし…」
と彼は一度言葉を区切った。
なんだろう、と思ってじっとしていると、急に胸にぴり、とした痛みが走った。
「っつ…ちょっと蛮ちゃんっ、何する…」
「気持ち良くね?」
そう言うと、さっき感じた痛みが快感に変わってきて…
「ぁ、う…んぅ…な、に…?」
布団をめくってみると…
蛮ちゃんの指が、胸の飾りを弄っていた。
「蛮ちゃ、や…なんか、ヘン…だよぉ…」
思いっきりつねられて、痛いハズ…なのに。
じんじんと快感が疼いてくる。
「ひゃぅ…んやぁ…!」
引っ張られたかと思えば、指の腹で捏ねられる。
「ぎーんじぃ…乳首立ってんぞ…?」
からかうように言われて、顔がぼっとなった。
「だっ誰が…そうしてると思って…!」
「俺♪」
会話の最中にも、蛮ちゃんの指は意地悪くオレの身体を這い回る。
「~~~っ!!も、蛮ちゃん…!やめぇ…!!」
中途半端に反応してしまった身体は、熱を持ち始めた。
「銀次……」
こそ、と耳元で囁かれた誘惑に、
…オレは落ちてしまった。
「う…優しく、ね?」
そう言って、オレは身体を蛮ちゃんに委ねた。
うっは、お題関係なくなっちゃったw
後からハッとして付け足したような感がバリバリあるけどそこは気にしちゃいけません←
お題